東北旅行を終えた翌日ではあるが、もうずっと前から帰って来たような気分でいた。16時頃にバス停に到着してみると時刻表はすでに取り替えられていた。すずらんテープでくっついている古い方の時刻表によればバスの発車は50分なので近くの本屋で立ち読みをして待っていた。
茨戸園まで
50分になり、まずは同時刻を走る石狩行きが到着。すぐに生振観音(オヤフルカンノン)行きがやって来た。車内は席がまぁまぁ埋まる程度の乗客で決して混んではいない。前方には廃止のお知らせが張ってあった。創成川沿いを走っているうちに次々と降車して行き、茨戸園に着いたところで乗客は4人。みんな乗るためだけの乗客で、地元客はいない。これなら廃止になる訳だ。
茨戸園→生振観音
茨戸園から先はやっと生振線のみの区間だが、どこからも乗客はない。途中で下車することも考えていたが、結局は終点まで行く事になった。ここまで500円 高い。
生振観音
生振観音は茨戸霊園の最寄りバス停である。到着すると外から花束を手にしたおじさんが一人乗り込んできた。おじさんは中央バスの運転手で、このあたりに実家あるそうだ。そのため、この最後の運行に花束を持って駆け付けたのだ。花束贈呈を行うとバスは復路についた。この時、運転手さんが「13番の整理券は珍しいのでとって行ってください」と言っていたので記念に持って帰った。

生振観音→札幌ターミナル
帰り道は行きと違う道を通って茨戸園まで出る。道端で手を振っていた人がいた。茨戸園で少し停車してから創成側沿いを中心部に向ってひた走る。

茨戸園にて
石狩からの便が前を走っているので乗ってくる人はいない。自宅近くのバス停で下車しようと思っていたが、せっかくなので終点まで乗ることにした。テレビ塔が見えてくるともうそこは終点、札幌ターミナル。下車時には運転手と握手をしてから出て来た。乗客4人の中でも一番最後の降りたので、生振線最後の乗客となれた。今後バスの車体自体も廃車になるそうだ。
この後、三越でパンを買って帰った。
札幌小旅行記
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